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【天皇】日本の成り立ち【皇室】

当ブログ「根拠のとびら」では皇室関連のニュースについても記事にしたいと思っています。

一市民にとって、皇室との関係性とは何でしょうか?
天皇誕生日は国民の祝日ですね。
また、お正月には、天皇陛下を一目見ようと一般参賀に行かれる方もたくさんいらっしゃるかと思います。

日本国憲法には、天皇は「日本国の象徴」「日本国民統合の象徴」と定められています。

象徴とは、目に見えないものを表すものを意味します。
「平和」という目に見えないものの象徴がハトであるように、
「日本国」の象徴が「天皇」となります。

では、もう一つの「日本国民統合」の象徴とは何でしょうか?
今回の記事では、そのことについて以下に記したいと思います。

【ニュース】秋篠宮さま「立皇嗣の礼」 11月8日実施決まる

先日、以下のような報道がなされました。

秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣の礼(りっこうしのれい)」について、政府は8日の式典委員会で、11月8日に行うことを決めました。

以下、全文を読む。

「立皇嗣の礼」とは、皇室が行う式典の一つで、秋篠宮様が皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを伝えるものです。

こうした式典のことや、皇位継承、皇室全般のことに関しては皇室典範が根拠となっています。

現在の天皇陛下には、ご息女である愛子内親王様がいらっしゃいますが、ご子息がいらっしゃいません。
よって、現在皇太子にあたる方はおらず、秋篠宮様を皇位継承順位1位となる式典を行うとしているわけです。

天皇の皇位継承とは

皇位継承と聞くとこれまでも様々な報道がなされている通り、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」と皇室典範に規定されています。

男系男子が皇位を継承することになっています。

よって、現在の天皇陛下が崩御された場合、次に天皇陛下になるのは皇位継承順位第1位の男性となります。

日本においては、第代の天皇が男系男子の継承をしており、現在は第126代目の天皇となります。

初代天皇は、神武天皇です。

初代から126代まで男系男子の継承を続けているというわけです。

初代の神武天皇のお父さんは「鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)」
これは日本神話の神様です。
つまり、現在の天皇陛下の家系を追っていくと、神話の世界に突入するというわけです。

ちなみに、鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)より以前に遡ると、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に繋がります。

以下に神武天皇から天照大御神までの関係性を簡単に記します。

神武天皇のお父さんは「鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)」

「うがやふきあえず」のお父さんは「火折尊(ほおりのみこと、火遠理命)」

「ほおり」のお父さんは「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」

「ににぎ」のお父さんは「天忍穗耳尊(あめのおしほみみのみこと、天忍穂耳命)」

「あめのおしほみみ」の親は「天照大神(あまてらすおおかみ)」

神武天皇は天照大御神の5世孫で、日本というものを建国した人です。

ここから皇位継承が始まり、第126代目の天皇陛下まで歴史が続いていくというわけです。

こんな国は全世界を見ても、ほかに存在せず、とにかく凄いとしか言いようがありません。

日本国民統合の象徴

上記の通り、「天皇」が「日本国」の象徴というのは、理解できるかと思います。

初代天皇である神武天皇が日本国を建国し、その血筋が第代継承されており、現在に至るからです。

では、「日本国民統合」の象徴という点においてはいかがでしょうか?

これには様々な考えがあります。
正解はないものでしょう。

天皇は現憲法において「象徴」と定義されていますが、その歴史をさかのぼっても同様です。
天皇には、権威があっても権力はありません。
権力=つまり政治は別のものが行い、天皇自体は権力行使をすることがないのです。
これは、前憲法である大日本帝国憲法においても同様です。

故に、日本国の成り立ちは天皇から始まったものですが、それ以降の運営(政治)は日本国民全体で行ってきた歴史があります。

天皇という存在は、祈りを捧げる存在だと言われています。
日本国民全体の繁栄のために。

そうした存在であり、決して権力を行使することもなく、だからこそ日本国民はずっと天皇とともに歴史を歩んでこれたのだろうと思います。

「天皇とは何か?」という問いに、明確に答えられる定義はないそうです。
明確に答えられる人もいないでしょう。
そこにはただ日本国民を一つに繋いできた歴史があるだけです。
そうした歴史が「日本国民統合」の象徴という一文に表れている、と私は思っています。

今回のテーマである「日本の成り立ち」について

各国の憲法の第一条には、その国の成り立ちが記載されていると言われます。
その国が大事にしている事柄と差し替えてもよいでしょう。

アメリカの憲法には自由と平和が、フランスの憲法には法の下の平等が記載されています。

日本国憲法第一条を見てみると、

日本国憲法 第一条

天皇は、日本の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

となっています。
その前提として、日本とはその象徴が天皇であり、日本国民の総意に基づくとされています。

すなわち、現在第126代まで続く歴史を持っている天皇が日本の象徴であるが、その総意はすべて日本国民にある、とされているわけです。

日本の成り立ちとは、「神武天皇から続く血筋を受け継ぐ天皇と、日本国民全体との調和によって重ねてきた歴史そのもの」と言われています。

日本は世界の中でも最も歴史が深い国と言われます。日本の政治を語る上で、憲法を学ぶことは避けて通れず、そこには日本の成り立ちを理解することが必要です。まだまだ勉強することは多いですが、そういった根拠を学ぶことはとても楽しいです。