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【皇室】日本神話の整合性【アメリカ大統領選挙】

当ブログ「根拠のとびら」では皇室関連のニュースについても記事にしたいと思っています。  
先日、 秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣(りっこうし)の礼」が行われました。
皇室行事は一般人になじみが薄いものではありますが、あたかも平安時代のようないでたちで、天皇陛下や秋篠宮様が式典をなさるのを拝見すると、日本という文化や皇室の歴史の深さを感じます。

そもそも皇族とは、日本神話から代々受け継がれた伝統に今も生きている、正に生きる伝説のような方々です。

しかし、その初代天皇である神武天皇は、137歳まで生きたとの記録が残っています。
紀元前の日本で、いくら何でも長寿すぎますよね。
日本神話のそういう一面を見ると、

胡散臭い・・・

という思いが出るのも分からなくはないです。
今回の記事では、「日本神話の整合性」について、以下に記します。

【ニュース】米大統領選 勝利宣言バイデン氏 対立続き政権移行遅れに懸念も

先日、以下のニュースが報道されました。

アメリカ大統領選挙で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領は、大統領に就任後、医療保険制度の拡充に直ちに取り組むとアピールし、政権移行の準備を進めています。これに対し、トランプ大統領は選挙での不正を主張していて、政権移行の手続きに遅れが出ることも懸念されています。

以下、全文を読む。

先日、アメリカ大統領選挙が行われました。
新型コロナウィルスが発生後、初の大統領選挙ということで、郵便投票の導入など新たな試みが行われた選挙になりました。

結果、民主党のバイデン候補が当選確実と報道されましたが、前述の通り不正な投票があったのではとの理由で、現トランプ大統領が選挙の違法性の有無について訴訟を起こす旨発言をしており、見通しが立っていません。

ところで、アメリカ大統領に就任する際の式典において、就任宣誓が行われます。
その根拠は、アメリカ合衆国憲法第2条第1節8項 にあります。

そもそも、アメリカ合衆国憲法第2条にあるように、アメリカの行政権、つまりトップはアメリカ大統領にあります。
日本のように皇室制度もないため、国の権威も権力も大統領に委ねられます。

そのため、アメリカの大統領になる方は、その職務の遂行を開始する前に、次のような宣誓又は確約をしなければならないとされています。
以下アメリカ合衆国憲法を引用します。

「私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(又は確約する)。」

その際、「宣誓者と介添人は対面して共に右手を上げ、宣誓者は左手を配偶者などが持ち支える聖書の上に置く」とされています。

政教分離の原則はここでは置いておきます。
アメリカ大統領になる方は、聖書に手を置き、職務宣誓を行うことに注目したいと思います。
最後に「So help me God.」(神よ照覧あれ。)と付け加えるのが慣例ですから、宣誓の相手方は、(国民に対して行っていることは当然ですが)神に対してとなります。

聖書と日本神話の共通点

アメリカ大統領が就任宣誓をする際に手を置く聖書ですが、その内容は、神による天地創造や救世主であるキリストの誕生などが書かれています。

アダムとイブ、カインとアベルの兄弟による殺人、ノアの箱舟、モーゼの十戒、バベルの塔などの有名な物語は旧約聖書と言われるもの。
ここまでの内容で聖書としているのがユダヤ教です。
旧約聖書に出てくる救世主(メシア)として、神の子キリストの話を書いたのが新約聖書です。
これはキリスト教徒が書いたものです。

この二つを合わせたものをキリスト教の聖典、聖書として宣誓の際に使用しているようです。

宣誓にて聖書を使用するようになったのはワシントン大統領からです。
最新だと、トランプ大統領は自分が子供のころお母さまから送られた聖書と、リンカーン大統領が使用していた聖書の二つを重ねて宣誓されたそうです。

さて、アメリカ合衆国憲法の前文には、「自由と正義」について書かれています。
憲法の前文や第一条というのは、その国が、何に重きを置いているということが分かるようにデザインされています。
そして、行政の長である大統領が聖書に手を置いて、神に対して就任の宣誓をなさるわけです。
これは非常に重要なことです。

キリスト教徒にとって、イエス・キリストとは神の子としていますが、その神話性は聖墓マリアの「処女懐胎」からきています。
以下Wikipediaより引用いたします。

処女懐胎(しょじょかいたい)、または処女受胎(しょじょじゅたい)とは、文字通りには処女のまま(つまり男女の交わり無しに)子を宿すことであるが、普通は、特に聖母マリアによるイエス・キリストの受胎というキリスト教における概念を指す。カトリックなどマリア崇敬をする教会において、処女懐胎の意義は、マリアがヨゼフとの交わりのないままイエスを身篭ったことにある。無原罪の御宿りとともに、マリアの無謬性(誤りのないこと)を強調する。

以下、全文を読む。

この項目のテーマである「聖書と日本神話の共通点」とは、ここにあります。
聖母マリアが処女のまま妊娠するという非現実的な物語が、キリストの神の子としての神話性に繋がります。
これを現代の科学的根拠に照らし合わせた場合、キリストという存在そのものを否定することになるわけです。
しかし、こうした神の啓示のようなものがあったから、キリストは神の子であり、救世主に成り得るというのがキリスト教の一般的なスタンスなのです。

つまり、神話の世界の話について、その根拠は科学的なものでは図れないということです。

そして、その前提を否定することなく、アメリカ大統領は聖書に手を置き、就任宣誓をするわけです。

「神話」とは、あくまでその民族の精神性を表すものであって、科学的に立証ができない部分があったとしても、それは当たり前です。

なので、初代天皇である神武天皇が137歳まで生きた、ということだけにスポットを当てて「137歳まで生きれるはずがないので、天皇家の血筋のすべては無かった話」という話は、「137歳はいくらなんでも眉唾もの」とは言えるかもしれませんが、「無かった話」と断定することは無理がありますし、意味のないことと言えます。

そもそも千年以上前に作成された文章に、現在の科学的根拠を求めるのはあまりに酷なことです。

ですが、当ブログ「根拠のとびら」は、その根拠の出所はどこかということに拘りを持ちたいと思います。
実際どこまで根拠が遡れるか、今後調べていきたいと思います。